～今週のGrammar Tip★It goes without saying, There is no ―ing～

★月曜日

西欧文明がある問題に直面していると言う事実を隠すことは出来ない。(早稲田大)

 

★火曜日

いま、私たちが生きている社会が大きな変わり目に来ていると言う事は、たいていの人が感じている。しかし、いったい何がどう変わっているのかとなると、はっきり言うことではない。(京都府立大)

 

★水曜日

英語を学ぶ学生の数が圧倒的に多い。これは、英語が国際的なコミュニケーションの手段でもあるからであろう。しかし、中国語を別にすれば、アジアの言語が軽視されていると言う点も否定できない。(弘前大)

 

★木曜日

同時通訳の技術も向上し、おかげで会議の進行がいちじるしく早められた。それでも、日本語と英語のように語形が異なる場合の同時通訳の難しさは言うまでもない。(大阪教育大)

 

★金曜日

言うまでもないが、科学や技術に関する情報を効果的に伝達したいと願い人は誰でも、語彙が豊富でなければならない。語彙を増やす最良の方法は、英語を出来るだけ多く読んだり聞いたりすることである。(宇都宮大)

 

★土曜日

時間を正確に守らないのは、忙しすぎる人と暇すぎる人に多いようである。前者は、他人は前者ほど忙しくないから、少しぐらい舞ってもらっても許されるだろうと考え、公社は他人にも暇な時間がどっさり有ると考えている。どちらも自己中心の考え方であると言う事は言うまでもない。(京都大)

～今週のGrammar Tip～

★walking along the street, ～の表現★

 

★月曜日

５０年の半生を振り返って、なにが私にとって人生を変えた決定的な出来事だったか、たった一つを選ぶのは

大変難しい。(九州大)

 

★     火曜日

遠くから眺めると、あのホテルはまるでお城のようですね。この町を訪れる人には、誰でも皆、一度はあのホテルで食事をしたいと思うでしょう。(札幌大)

 

★     水曜日

ヨーロッパに住む幸せの一つは、冬の夜に劇やコンサートを楽しむ事は無いだろう。一日の仕事から完全に解放され、晩飯を食べ、さあ、いよいよ遊ぶ時間だぞ、という気持ちで会場へゆく。(津田塾大)

 

★     木曜日

学生時代に一人だけでよいから、外国人の親しい友人を持ちなさい、と言いたい。そうした友人がいないと言うこと自体が、世界の尺度に当てはめてみれば、きわめて重要なことだ。これも日本が永年、世界から隔絶された、閉鎖的な社会だったからである。(京都大)

 

★     金曜日

日本では、済成長に比べ、真の国際感覚の発達は大変遅れている。異文化や異国民の間にもっと生き生きとした相互協力を可能にするためには、経済活動よりも未知の文化に対する寛容と尊敬の心を育てることを検討すべきである。(聖心女子大)

 

★     土曜日(太字のみ)

最近はあらゆるものが自動販売機(vending machine) で帰るようになった。その普及ぶりは実にめざましいものだ。「これください」とか「いくらですか」と店員に言う必要も無くなった。好きなものをかごに入れてレジで黙って払う。一人暮らしの人など、夜、寝ようとして考えてみると、一日中誰とも口をきかなかったことにきづき、用も無いのに友達に電話することも珍しくない。（小樽商大）

 

★今週のテーマ★

～ so—that…cannotの表現 ～

★月曜日

このあたりの主婦は皆、物価が高くてとてもやっていけないと、こぼしている。(愛媛大)

 

★火曜日

あまりにも便利であり、身近なものである過ぎるために、われわれは、言葉の役割の重要さを忘れてしまうことがある。(岡山大)

 

★水曜日

私は高校生のとき、先生に薦められて『戦争と平和』を読みました。読み終わった夜は、感動のあまり眠れませんでした。(同志社女子大)

 

★木曜日

３０年以上も前は、テレビが高くて買えるゆとりのある人は限られていたが、今では生活必需品となり、現代生活には欠かせない情報源の一つである。(横浜市大)

 

★金曜日

私は約３０年前から日米間を行ったり来たりしているので、始めて日本を訪問する外国人にとって日本はどれほど不可解な国なのかということを忘れがちである。（小樽商大)

 

★土曜日(太字のみ)

２年間も日本を離れていると随分世の中が変わったような気がします。私がオーストラリアに行く前にあれほど売れていた歌手がテレビやラジオに全然出ていなかったり、その時聞いたこともなかった人が、逆に今、超売れっ子になっていたりします。それに、オーストラリアにいたせいか、日本の物価がひどく高すぎるかにように思えて、私の金銭感覚はもうめちゃめちゃになりました。(神戸市外大)

★今週のテーマ★

～関係代名詞のwhatを用いたの表現～

 

★月曜日

人間にとって一番大切な事は、各自の仕事に進歩を求めて励むことである。(愛知教育大)

 

★火曜日

何よりも印象的であったのは、田舎の生活や土地の人々の暮らしぶりであった。やはり、一度日本を出たのは良かった。(滋賀大)

 

★水曜日

海外旅行をしてホテルに泊まり、食事をすると日本人は気苦労が絶えません。面倒なのは自分の食べたいものを、自分で選らばなければならないということです。(滋賀大)

 

★木曜日

日本人は、一般に他人とかけ離れた行動をとることを好まない。日本人がどのように行動するかは、他人からどう思われるかによって、影響されることが多い。(福島大)

 

★金曜日

あまり健康な人は病人に対して思いやりがないといわれる。しかし最も重要なのは、そうした現実を多次元的に捉える視点を持ちにくくなることであり、それだけその人の生が貧しくなるということである。（富山医薬大)

 

★土曜日

私がお勧めしたいのは、最低一つの外国語の勉強に打ち込むことです。深みのある感情豊かな自己表現が身につきます。それにもちろん、人生経験を広め、よい友達を作り、夢を膨らませるのに、これ以上の方法はないと思うのです。(鳥取大)

★今週のテーマ★

～the place whereの表現～

 

★月曜日

英語を話すその国で、英語を尊重すべきであるというのは、私たち日本人には奇妙に聞こえるかもしれない。(浜松医大)

 

★火曜日

親を中心に家族全員が協力しあう家庭は、子供の心に家族を思いやるやさしさを育てます。(大阪府大)

 

★水曜日

日本でも、女性のエネルギーについての的確な評価をすること無しに前に進めない状況にきているのではないでしょうか。(神戸女学院大)

 

★木曜日(太字のみ）

科学者は、最も英語を使う職業に属するのかもしれない。論文を読むのも書くのも英語だが、考えたり話したりするのは日本語である。科学者は好むと好まざるに関係なく、言語の上で二重生活を強いられるといってよいであろう。(九州大)

 

★金曜日

昨年私は約１０ヶ月ヨーロッパに滞在し、イタリアの南端から北欧諸国にかけて、気ままに見物することが出来た。一般の人々がめったに行かないような田舎の古い小さな都市や農村なども訪ねてみた。(津田塾大)

 

★土曜日

読者が未熟なために本が分かりにくい場合には、読者自身の成長する日を待つより他に手がないであろう。同じ本を年月を経てから読み通しみると、よく分かって面白いという経験をした人は少なくないと思われる。(東京大)

★今週のテーマ★

～the time whenの表現～

 

★月曜日

医学の発達のおかげで、人類がガンを征服できる日がきっと来るでしょう(星薬科大)

 

★火曜日

旅行をするのに一番安全で一番まっすぐな道といえば川と決まっていた先史時代から、人々はテムズ川を一つの街道として使用してきた。(山梨大)

 

★水曜日

ぜひ子供に覚えさせておきたいと思う言葉について、母親がその手本をどんなにはっきり示してやっても、子供がそれを全くまねようとしないことがよくある。(東北大)

 

★木曜日

もはや、自分の利益だけを考える時代は過ぎた。『新しい環境創造のために』をテーマにした国際協議が先日横浜で開かれた。そこで発表されたある専門家の意見は傾聴に値する。(聖心女子大)

 

★金曜日

外国人の語学教師が良くこぼすのだが、最近の日本の学生は熱心に勉強をしない。昔のように外国語を必死で憶えようとする希薄が感じられないという。これは当然の話で、今は海外雄飛の夢を描いて外国語を勉強する時代ではない。(大阪外大)

 

★土曜日

現代は使い捨ての時代だといわれ、ペットまでがゴミとして捨てられる始末である。なるほど生活の物質面では豊かになったが、心の生活が益々貧しくなってしまったようである。身近なものや動物の愛情をなくして、人間への暖かい気持ちを期待できるわけがない。(京都大)

★今週のテーマ★

～not alwaysなどの部分否定の表現～

★月曜日

科学の進歩がかならずしも人間の幸福につながらず、その反対であることが多いのは残念だ。（高知大）

 

★火曜日

歳を取るとともに、覚えたことを忘れる傾向が一層強くなってきた。人はこういうのを老年の兆候だというが、必ずしもそうではない。（札幌医大）

 

★水曜日

アメリカは個性を尊重する国である。人は皆違っていて当然だし、意見が一致しないために必ずしも人間関係が損なわれるわけではない。これがアメリカの一般的な考えである（神戸商大）

 

★木曜日

小学生が遊びたいという気持ちを持つのは自然だ。遊びたいというのは必ずしも怠けたいということではない。学科以外のことをやって、もっと幅の広い生活の知恵を見につけたいからだ。（姫路工大）

 

★金曜日

国政的精神を持っているということは、必ずしも外国旅行を多くしているとか、外国語が話せるということではなく、何処の国の人とも仲良くしようとする態度を持っていることだといえよう。（奈良教育大)

 

★土曜日

大学で何を学ぶかは、主に個人的な興味によるものだが、その時代の社会的、経済的状況を反映する場合が少なくない。しかし、大学に入っても、本当に学びたい事が学べるとは限らないし、時代のようりょうに答える全ての科目があるわけではない。(東北大)

★今週のテーマ★

～never — withoutなどの二重否定～

★月曜日

私の祖父は読書が大好きで本を開かない日は一日もありません。(早稲田大）

 

★火曜日

彼はふだんはあまりしゃべりませんが、約束は必ず守るので、皆から信頼されています。(追手門学院大）

 

★水曜日

何でもいいから気に入った本を読むというのが、良い考えだとは思いません。読むに値する本を選ぶのに、いくら注意してもしすぎることはありません。(亜細亜大)

 

★木曜日

この物語は、作者がさる英国のパブリック・スクールで学生時代に経験したことを基にしたといわれる。この話は、教養ある読書を引きつけずにはおかない。(大阪外大)

 

★金曜日

海外旅行をするたびに、ボクは若いときもっと勉強しておけばよかったと後悔しないことはない。理想を言えば、どこの国に行ってもその国の言葉を話せるのが望ましいのである。(東北大)

 

★土曜日（太字のみ）

アメリカ人との会話の中で相手の名前を呼ぶことの重要性は、いくら強調してもしすぎることはない。それによって会話の雰囲気を和らげ、親しみを与える。朝の挨拶で、相手の名前を知っていて呼ばないアメリカ人はまずいない。アメリカ人が日本人と付き合って、なんとなくしっくり来ない理由の一つは、日本人の名前を憶えるのが難しく。また発音にも自信が無いことにあるのではないか、とわたしは疑っている。（大阪外大）

～今週のテーマ～

★not A but B★

 

★月曜日

大学入試は、それ自体がも目的ではなく、より高度の学問を修め、人格を向上させるための一つの手段である事を明記すべきである。（青山学院大）

 

★火曜日

このごろ大学で講義するときに、この単語は学生が知っているのだろうか、と自問自答して進めていることが多い。英語の単語ではなくて、日本語の単語のことを言っているのだ。(筑波大)

 

★水曜日

初めてその本を読んだとき、私は自分の人生観が変わったことに気づいた。人間の価値は、その人が何を持っているかではなく、どんな人間でいるかにある。(実践女子大）

 

★木曜日

わが国の企業社会においても、学歴偏重や年功序列制度(seniority system)は大きく変わりつつある。重要なことは、どこの大学を卒業したかではなく、大学の4年間でどれだけ成長したかである。(横浜市大)

 

★金曜日(太字のみ)

海外での新婚旅行で苦労するのが新郎である。うまくいかないのが言葉で、日本で習った英語がなかなか通じない。花嫁から軽蔑されるほどである。男性が弱くなったのは友達夫婦が増えたからでなく、海外旅行のせいで、彼女に’いいところ’を見せられないからである。(大阪府立大)

 

★土曜日

人間は客観的な世界だけに生きているのではなく、むしろ、それぞれの社会でコミュニケーションの手段となっている言語に大きく支配されている。人間は本質的に言語を使わず現実に適応しているとか、言語はコミュニケーションや思考という特定の問題解決のための付随的な手段にすぎないと考えるのは全くの幻想である。(山形大)

★今週のテーマ★

～not only A but also B～

★月曜日

日本では漫画ブームが、子供ばかりか大人の間にも広がっている。(青山学院大学)

 

★火曜日

外国の人と意思を通じ合うには、単に言葉だけでなく、身振りについても理解しておく必要である。(学習院大)

 

★水曜日

琵琶湖は湖辺の人々の生活に計り知れない恩恵をもたらしてきただけでなく、昔から多くの詩人たちの歌に歌われ、賞賛をあびてきた。（滋賀医大)

 

★木曜日

私はどこの国に滞在するときも、できるだけその土地の食べ物で暮らすように心がけている。そのほうが、日本食に高い金を払うはらうより経済的であるだけでなく、概してうまいものがたべられるからである。(山口大)

 

★金曜日

今日ほど世界で日本語の学習熱が高まったことはありません。日本語の学習を通して、多くの人々が日本のビジネスのみならず、日本の政治や文化を知り、将来、国政社会に貢献しようとしています(広島大)

 

★金曜日(太字のみ）

いい愛をして分かることの一つは、時間というものは一定の速度で過ぎて行かぬということである。ある人にとっては、愛のささやきの一時間が一秒間ほどの短さに感じられたり、ある人にとっては接吻の一刹那に地球は運行を停止し、時間が動くのをやめたように感じられたりする。こういう現象はなにも恋愛に限ったことではなく、日常生活においていろいろの場合に体験することだ。(金沢大)