「力だめし」に防医を受験してみたら合格した、とのことでした。
目指すは旧帝大国立大医学部。
イングリッシュクエストでは、毎週自由英作文と和文英訳のトレーニングをしています。
自由英作文では「論」の立て方を、代々木ゼミナール講師大矢先生の「大学入試英作文 ハイパートレーニング、自由英作文編」から学びました。
北アイルランド出身の秀才のNative講師は上手に添削してくれます。
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余談:
和文英作の問題で
「(前略)われわれの時代では、異文化の背景を持つ人々との出会いは避けがたいように思われる。だが、一方、輸送や通信がますます容易になると、文化の違いが消えて、いたる所に、ファーストフーズや使い捨て商品が出回る可能性がある(広島大学で
昔々に出題された問題)」
In our time, it seems inevitable for us to avoid meeting people with different cultural backgrounds. However, it becoming much easier for us to transport goods and to communicate with each other, it may happen that differences between cultures may disappear and that fast foods and disposal goods may be seen everywhere. (from a translation exercise book)
と翻訳したら、北アイルランド出身の若者の彼は、”The sentence “differences between cultures may disappear” makes no sense! Differences between cultures will never disappear!”と言いました。
つまり「文化は無くなる(disapperする)ものではない。この文章は理解不能だ」とひどく叱られました。
それで以下のように書き換えました:
Revised sentence:
However, it becoming much easier for us to transport goods and to communicate with each other, it may happen that differences between cultures may become less prominent and that fast foods and disposal goods may be seen everywhere.
「文化の違いが消えて」を「文化の違いが目立たなくなり less prominent」にしました。
アイルランドとイギリスの間の宗教と文化をめぐる長い対立の歴史を肌で感じながら育った弱冠22歳の青年はこの入試問題の「能天気」な主張にびっくりし、少々ご立腹でした。
そして私は日本人と文化について考えさせられました。