授業中、小学生の生徒さんをみていて時々感じるのが「大文字は覚えているのに、小文字が思い出せない」ということです。
多くの子供の英語教材や目にする英語のロゴは、大文字で強調しているものばかりです。学校もなぜか大文字から教えます。
しかしながら、英文の96%以上は小文字から成り立っています。4%の大文字も大事ですが、96%の小文字のほうがはるかに大事で役に立つのです。
イングリッシュクエストでは、小文字から教えますが、普段目にするものは大文字が多いためか、多くの子どもは大文字をついつい書いてしまうのです。
保護者の方、もしアルファベットをご家庭で一緒に触れる機会がありましたら、ぜひ小文字でトライしてみてください☆
私も、しつこく小文字押しを続けます(^^)/
そこで、私の経験上ですが、勝手にランキングをつくってみました☆
●子どもがつい大文字を書いてしまうアルファベットランキング●
☆3位 a (大文字A)
多くの子供がおそらく人生初で目にするアルファベットが’A’!
インパクトが強いため小文字‘a‘の印象が薄めです。
☆2位 e (大文字E)
‘E’nglishが大文字の’E’だからなのか、こちらも小文字の印象が弱めです(^_^;)
☆1位 l (大文字L)
堂々の第一位。たった縦棒1本。書くのが超絶簡単なlですが、
ついつい’L’と書いてしまうのですぅ(>_<)
これを直すには、やはり小文字を書いたり見たりする機会を増やす!
これにつきます。
小文字は、大文字よりもひらがなよりもシンプルで簡単なはずです。
単純に触れる機会が少ないのです。
お家で小文字のアルファベット表をトイレに貼るなど、
目につく回数を増やしましょう!
今回は文字についての記事を書きましたが、
やはり英語は「音」が一番大事!!
音なし学習だと、勝手に頭の中で間違った音を作って
覚えてしまうこともあります。
この記事を読んでいるみなさん、身に覚えはありませんか?
学校の教科書を音なしで学習して、
勉強したはずの単語が聞き取れない、
発音できないなどの経験はありませんか??? ギクッ^_^;
はい、私が昔そうでした(-_-;)
音が分かるから、聞ける、話せる、コミュニケーションがとれるのです。
アルファベットを学習するときは、CDやタッチペンなどで、
「本物の音」と必ず一緒に取り組みましょう☆
Chao☆